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古えより多くの人々の魂の叫びがありました。
それは祈りとなり、時には詩や歌として謳われました。
​心の奥底から湧き出る祈りはきっとあなたの足元を照らすともしびとなってくれるでしょう。
 

平和・国の安寧を願う

主の祈り 天にまします我らの父よ 願わくは,み名をあがめさせたまえ み国を来たらせたまえ みこころの天に成るごとく 地にも成させたまえ 我らの日用の糧を,きょうも与えたまえ 我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく 我らの罪をも赦したまえ 我らを試みに遭わせず 悪より救いいだしたまえ. 国と力と栄えとは 限りなく汝のものなればなり アーメン

君が代 君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌(いはほ)となりて 苔のむすまで

ふりつもるみ雪にたへて色かへぬ 松ぞ雄々しき人もかくあれ  昭和天皇。終戦翌年の「歌会始」にて

平和を求める祈り 神よ、 わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。 憎しみのあるところに愛を、 いさかいのあるところにゆるしを、 分裂のあるところに一致を、 疑惑のあるところに信仰を、 誤っているところに真理を、 絶望のあるところに希望を、 闇に光を、 悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。 慰められるよりは慰めることを、 理解されるよりは理解することを、 愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。 わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからゆるされ、 自分を捨てて死に、 永遠のいのちをいただくのですから。

四方の海 皆はらからと思ふ世に など波風の立ちさわぐらむ     明治天皇

文明とは 真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるべし      田中 正蔵

病・試練に沈む時 神を疑いたくなる時

水野源三の叫び 悲しみよ 悲しみよ悲しみよ 本当にありがとう お前が来なかったら つよくなかったら 私は今どうなっていたか 悲しみよ悲しみよ お前が私を この世にはない大きな喜びが かわらない平安がある 主イエス様のみもとにつれて来てくれたのだ 主のいつくしみが 一、主のいつくしみが 主のいつくしみが   深く深く思われる   主の慰めが 主の慰めが   強く強く感じられる   悲しみが 悲しみが 心にみちる時 二、主の力が 主の力が   深く深く思われる     主の助けが 主の助けが   強く強く感じられる   苦しみが 苦しみが 増し加わる時 三、主の御言葉が 主の御言葉が   深く深く思われる   主の恵みが 主の恵みが   強く強く感じられる   淋しさが 淋しさが 心にみちる時

ニーバーの祈り 神よ、 変えることのできるものについて、 それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。 変えることのできないものについては、 それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。 そして、 変えることのできるものと、変えることのできないものとを、 識別する知恵を与えたまえ。 O God, give us serenity to accept what cannot be changed, courage to change what should be changed, and wisdom to distinguish the one from the other. Reinhold Niebuhr

~NYリハビリテーション研究所の壁に書かれた一患者の詩~ 大事をなそうとして 力を与えて欲しいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった より偉大なことができるように 健康を求めたのに よりよきことができるようにと 病弱を与えられた 幸せになろうとして 富を求めたのに 賢明であるようにと 貧困を授かった 世の人々の賞賛を得ようとして 権力を求めたのに 神の前にひざまずくようにと 弱さを授かった 人生を享受しようと あらゆるものを求めたのに あらゆることを喜べるようにと 生命を授かった 求めたものは一つとして与えられなかったが 願いはすべて聞き届けられた 神の意にそわぬ者であるにもかかわらず 心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた 私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されたのだ I asked God for strength, that I might achieve, I was made weak, that I might learn humbly to obey… I asked for health, that I might do greater things, I was given infirmity, that I might do better things… I asked for riches, that I might be happy, I was given poverty, that I might be wise… I asked for power, that I might have the praise of men, I was given weakness, that I might feel the need of God… I asked for all things, that I might enjoy life, I was given life, that I might enjoy all things… I got nothing that I asked for, but everythings I had hope for. Almost despite myself, my unspoken prayers were answered. I am among all men most richly blessed. ~Unknown Confederate Soldier HERITAGE~

神は最善以下のことはされない 横田早紀江さんの一言

私は試練に遭った時に 「神様、なぜですか?」とは問いません。 「神様、何のためですか?」と問います。   藤井圭子さんの一言

一滴のくやし涙 偏見と差別という 心の濁った目に 射すくみいたたまれずにいるぼく ぼくなんか生まれてこないほうがよかったんだと 何度言われただろうか でもぼくは祈っていたんだ きっとその人は 本当は言いたくないのに 仲間が集まると言ってしまう 弱い人間なんだ 自分がしたことが どんなにぼくを傷つけたか いつかわかってくれる そう信じよう ぼくだって弱い人間だから 一滴のくやし涙は ぼくに、本当の「勇気」とは何かを 教えてくれた   ある肢体障害者の詩

罪に苦しむ時、憎しみを消したい時、美しい生き方を求める時

あなたたちは私に憎しみを抱かせることはできません。 13日の夜、あなたたちは特別な人の命を奪いました ―― 私が生涯をかけて愛する人であり、私の息子の母親です。 しかしあなたたちは私に憎しみを抱かせることはできません。 私はあなたたちが何者かを知らないし、知りたいとも思いません。 あなたたちは魂を失った人間です。 殺人をもいとわないほどにあなたたちが敬っている神が自分の姿に似せて人間を創造したのだとしたら、私の妻の体に打ち込まれた全ての銃弾は、神の心を傷つけたでしょう。 私はあなたたちの願い通りに憎しみを抱いたりはしません。 憎悪に怒りで応じれば、今のあなたたちのように無知の犠牲者になるだけです。 あなたたちは私が恐れを抱き、同胞に不審な気持ちを持ち、安全に生きるために自由を失うことを望んでいる。 あなたたちの負けです。 今朝、私は彼女に会いました。 この数日、ずっと待ち望んでいた再会です。 金曜日の夜に外出した時と同じように彼女は美しかった。 12年前に私を夢中にさせた時と同じように美しかった。 もちろん私は痛みに打ちのめされています。 その点については、あなたたちは少しは勝利をおさめたのかもしれない。 しかし痛みは長くは続きません。 彼女はこれからも私たちと共に生き続けます。 そして私達は再び自由に愛しあえる楽園で会えるのです。 そこは、あなたたちが入れない場所です。 私と息子は二人きりですが世界中のすべての軍隊よりも強い。 これ以上あなたたちのために使う時間はありません。 メルヴィルが昼寝から目を覚ましたので、彼のところに行きます。 彼は生後17カ月。 普段通り食事をし、私と遊び、そして幸せで自由な人生を過ごすことで、あなたたちに勝利するでしょう。 彼もあなたたちに憎しみ抱くことはありませんから。  同時多発テロで妻を亡くしたアントワーヌ・レイリスさんの言葉

時を越えた美しさの秘密 魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。 愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。 スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。 豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。 美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。 物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、何度でも再出発することができます。 誰も決して見捨ててはいけません。 人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。 年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。 ひとつの手は、自分自身を助けるため、もうひとつの手は他者を助けるために。 女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、 その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。 女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。 そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。 女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、 その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。 それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、 その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。  サム・レヴェンソン Time Tested Beauty Tips For attractive lips, speak words of kindness. For lovely eyes, seek out the good in people. For a slim figure, share your food with the hungry. For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day. For poise, walk with the knowledge you'll never walk alone ... People, even more than things, have to be restored, renewed, revived, reclaimed and redeemed and redeemed ... Never throw out anybody. Remember, if you ever need a helping hand,you'll find one at the end of your arm. As you grow older you will discover that you have two hands. One for helping yourself, the other for helping others. The beauty of a woman is not in the clothes she wears, the figure that she carries, or the way she combs her hair. The beauty of a woman must be seen from in her eyes, because that is the doorway to her heart, The beauty of a woman is not in a facial mole, but true beauty in a woman is reflected in her soul. It is the caring that she lovingly gives, the passion that she shows, and the beauty of a woman with passing years only grows!  Sam Leveson

親子の愛を謳う

白金(しろかね)も黄金(くがね)も玉も何せむに まされる宝子(こ)にしかめやも   山上憶良

ある障害児とお母さんの交流 おかあさん、ぼくが生まれてごめんなさい ごめんなさいね おかあさん ごめんなさいね おかあさん ぼくが生まれて ごめんなさい ぼくを背負う かあさんの 細いうなじに ぼくは言う ぼくさえ 生まれてなかったら かあさんの しらがもなかったろうね 大きくなった このぼくを 背負って歩く 悲しさも 「かたわの子だね」とふりかえる つめたい視線に 泣くことも ぼくさえ 生まれなかったら わたしの息子よ ゆるしてね わたしの息子よ ゆるしてね このかあさんを ゆるしておくれ お前が脳性マヒと知ったとき ああごめんなさいと 泣きました いっぱい いっぱい 泣きました いつまでたっても 歩けない お前を背負って 歩くとき 肩にくいこむ重さより 「歩きたかろうね」と 母心 “重くはない”と聞いている あなたの心が せつなくて わたしの息子よ ありがとう ありがとう 息子よ あなたのすがたを 見守って お母さんは 生きていく 悲しいまでの がんばりと 人をいたわる ほほえみの その笑顔で 生きている 脳性マヒの わが息子 そこに あなたがいるかぎり ありがとう おかあさん ありがとう おかあさん おかあさんが いるかぎり ぼくは 生きていくのです 脳性マヒを 生きていく やさしさこそが、大切で 悲しさこそが 美しい そんな 人の生き方を 教えてくれた おかあさん おかあさん あなたがそこに いるかぎり

母の上に 肩の痛さ足の痛さをこらえながら 重い孫をお守りしながら 体の不自由な私の面倒を見てくれる母の上に 愛のきわみなる神様 あわれみと恵みを 助けとささえを 豊かにお与えください  水野 源三

生命(いのち)の音 おかあさん 僕の耳はどうしてきこえないの あなたは答えてくさません でも、もういいんです あなたの悲しそうな目を見るのはつらいんです あなたのお腹の中で 心臓の音を聞きながら 育った僕 この「生命の音」をありがとう  ある聴覚障碍者の詩

人生の終わりに不安を感じる時

あしあと ある夜、わたしは夢を見た。 わたしは、主と共に、なぎさを歩いていた。 暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。 どの光景にも、砂の上に二人分の足跡が残されていた。 一つは私の足跡、もう一つは主の足跡であった。 これまでの人生の最後の光景が映し出された時、 わたしは、砂の上の足跡に目を留めた。 そこには一つの足跡しかなかった。 わたしが人生で一番つらく、悲しい時だった。 このことがいつもわたしの心を乱していたので、 私はその悩みについて主にお尋ねした。 『主よ。わたしがあなたに従うと決心した時、 あなたは、全ての道で、わたしと共に歩み、 わたしと語り合って下さると約束されました。 それなのに、わたしの人生の一番つらい時、 一人分の足跡しかなかったのは何故ですか。 一番あなたを必要としていた時に、 あなたが、何故、わたしを捨てられたのか、 わたしには分かりません。』 主はささやかれた。 『わたしの大切な子よ。 わたしは、あなたを愛している。 あなたを決して捨てたりはしない。 ましてや、苦しみや試みの時に、 足跡が一つだったのは、 わたしがあなたを背負っていたからだ。』

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